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中国ドラマ『家族の名において』が泣ける...

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WOWOWプライムで放送中の中国ドラマ『家族の名において』、面白いですね。全40話で、いま31話まで見終わったところです。

 

WOWOWオンデマンドでも見られますよ ↓ 

家族の名において | ドラマ | WOWOWオンライン

 

私はテレビ放送は見ていなかったのですが、ある時ふと気になりWOWOWオンデマンドで第1話を視聴。淡々と描かれる一般家庭の様子に興味を惹かれ、2話、3話と見続けるうちにはまりました。ある家族の20年前から現在に至るまでを描いた作品です。導入部分を簡単にご紹介すると...。

 

~あらすじ~

妻に先立たれ、麺店を営みながら一人娘を育てている李海潮(リー・ハイチャオ)。同じアパートに住む凌和平(リン・ハーピン)が妻に離婚され、海潮は多忙な和平の息子にも食事を作ってあげるようになる。更に縁あって引き取った男児も加わり、海潮は突如3人の子持ち?状態に。こうして男親2人と子供3人の共同生活が始まるが...。

 

説明だけ読むと「そんなことって、ある??」と思うのですが、このドラマを見ていると「あるだろう」と頷かされます。

 

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家庭より仕事を優先する和平はさて置き、子供たちにひたすら美味しい料理を作り続ける海潮が本当に良い人なのです。海潮がいなければ、そもそもこのような家族生活は成立しなかったでしょう。物語が進むにつれ、イケメンに成長する男子2人と海潮の娘の恋模様が注目されがちですが、私はこのドラマの1番の主役は海潮ではないかと思っています。

 

海潮は一般に「超お人好し」と言われるタイプで、巡りあわせが悪ければ他人に利用されてしまう危険性をはらむ人ですが、「子供には毎日美味しい物を食べさせる」「悪いのは大人で、子供に罪はない」という2つのゆるぎない信念を持っています。普通なら様々なトラブルの連続になるであろう複雑な家族構成の中で、個性的な子供たち3人を養いながら一貫した見守り体制を敷いている海潮は、子供たちにとって盤石の守り神のようにも見えます。「俺は学が無いから...」と言いながら時々発するメッセージがどれも愛と真実に溢れており、私は彼の台詞が心に響いて何度も泣かされました。

 

子供たち3人もとても良いですね~。和平の息子・凌霄(リン・シャオ)と、知人の息子である賀子秋(ハー・ズーチウ)が同い年で、海潮の娘・李尖尖(リー・ジェンジェン)は2歳年下。この3人の子供たちが成長して一瞬三角関係に陥るのもハラハラさせられますが、海潮のもとで育った3人が仲間割れするはずもなく、騒動は早々に収まるので安心です。

 

尖尖が、誰もが憧れるようなおしとやかな女性ではなく、直情型で大変個性的な性格の持ち主なのも良いですね。血のつながらない兄2人はイケメンに育ちすぎではないかとも思いますが、まぁいいでしょう(笑)特に「次男」の位置にいる賀子秋の芝居がとても上手で、彼と養父・海潮が特に強い絆で結ばれていることもあり、二人の会話シーンにも泣かされることが多いです。 

 

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ところで、舞台はアモイみたいですね。アモイの人はフルーツが大好きなのでしょうか? スイカを半分にカットして片手で抱え、真ん中からスプーンを入れてモリモリ食べ進むシーンがよくあるのですが、豪快ですね。

『ヤング≒アダルト』。キティを着たシャーリーズ

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シャーリーズ・セロンは素晴らしい女優ですね。

 

初めて見たのは『ディアボロス 悪魔の扉』が公開された時で、「何て美しい人だろう」と強く印象に残りました。きれいすぎることがキャリアの邪魔になるのではないかと思うくらい、昔から一点の曇りもない美女ですが、その後の活躍を見るとそれは杞憂だったことが分かります。

 

「この人、本当にすごいな」と思ったのは『モンスター』で実在のシリアル・キラーを演じた時。元娼婦で、ようやく知り合った恋人を養うために次々と罪を犯し、最終的には恋人にも見捨てられるという役柄で、ただ恐ろしいだけではなく深い哀しみを織り込んだ主人公でした。シャーリーズは役柄に合わせて体重を増やし、誰だか分からないような変身を遂げたうえ、本来なら同情するのが難しい殺人犯の役なのに、私たち視聴者に胸が締め付けられるような悲哀を感じさせたのもあっぱれでした。

 

『モンスター』以来、本格的にシャーリーズのファンになった私。『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』で演じたユニークな国務長官など、どんな役にも成り切るところが彼女の魅力だと思います。

 

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そんなシャーリーズが「イタすぎるアラフォー」を演じた『ヤング≒アダルト』は、公開時にとても見たかったのですが、忙しくて見に行けなかった作品です。いつかテレビで放送されるのを待っていたところ、先日ようやくWOWOWで見ることができました。

 

難度ウルトラ級の『モンスター』も演じることができたのだから、シャーリーズにできない役はないと知っていたつもりですが、『ヤング≒アダルト』を見てまたもや感心しました。取り急ぎあらすじをご紹介すると...。

 

~あらすじ~

都会でヤングアダルト小説のゴーストライターをしているメイビス(シャーリーズ)は、連載の中止を告げられて自棄になり、大嫌いな故郷に住む元カレを思い出します。元カレは結婚して赤ちゃんが生まれたばかりなのに、メイビスは「絶対彼を取り戻す」と息巻いて故郷に向かいますが...。

 

公開当時、あのシャーリーズがヨレヨレのハローキティTシャツを着て、怖そうな目付きでどこかを睨んでいる画像がポスターになり、「キテルな~」と思っていました。でもシャーリーズだから、キティを着ようがイタいアラフォーになろうが、結局きれいなのに違いない。素敵なところもあるのでしょう。などと思っていましたがそれは間違いでした。

 

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最初から最後までメイビスがイタすぎて、素敵なところは一切なく、「これ、コメディー映画じゃなかったの?」と唖然とするほど。コメディーだと勘違いしたのは、単にハローキティのTシャツのせいだったのでしょう。メイビスは自分のことしか考えないエゴイストで、幸せな結婚をしている元カレが今も自分を愛していると妄想している危険な人です。お化粧をしたら超美人ですが、彼女の行動があまりにも常軌を逸していて、途中から見ているのがつらくなりました。

 

シャーリーズ、またしても化けたなぁ。内容は厳しいけれどシャーリーズは素晴らしい。

 

脚本が上手いと思ったのは、最後に全ての妄想を打ち砕かれたメイビスが「そうだ、都会に帰ろう」と思い立ち、砂塵を巻き上げて故郷を再度出て行くところです。残された友人(メイビスを唯一慰めてくれた同級生)はどうなるの? これだけ騒動を起こしておいて、後始末は何もしないの? など疑問に思う点は多々あれど、それはメイビスにとっての解決策であり、自分が立ち直ることだけに全力を傾け、後のことは無視できるエゴイストという意味では、一貫性があると思いました。

 

ヤング≒アダルト』は殆ど笑えないし、見ると気がふさぐので、ご興味のある方は元気な時にご覧になると良いかもしれません。ともあれ、シャーリーズの才能を再確認できたのは良かったです。シャーリーズには、これからも益々活躍してほしいですね。

『ダーティ・ダンシング』、34年ぶりに再上映

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びっくり...!

 

世界中にファンを持つ青春ダンス映画『ダーティ・ダンシング』が、34年ぶりに再上映されるそうです。シネマート新宿をはじめ、全国で公開されるとか。これは素敵なニュース...。私はこの映画が大好きです。

 

以前ブログにも投稿しました ↓

moonlight3.hatenablog.com

 

個人的に映画館での再上映を期待している作品は幾つかありますが、『ダーティ・ダンシング』のことはなぜか想定していませんでした。私自身リアルタイムで見ていないため、「あの感動をスクリーンでもう一度」という気持ちがあまり無かったというのもあります。

 

でも嬉しい~! シネマート偉い。

 

ところで、私が再上映を期待している映画の1つは、ウォン・カーウァイ監督の『花様年華』です。

 

大好きな『花様年華』↓

moonlight3.hatenablog.com

 

そして再上映を熱望しているのはアン・リー監督の『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』。作品ごとに全く違う色を出せるアン・リー監督のことは以前からとても好きでしたが、『ライフ・オブ・パイ』を見て本当にすごい人だと思いました。「映像化不可能と言われた小説を映画化した」という作品は多々あるものの、満足のいく出来にならないことが多いですよね。しかし『ライフ・オブ・パイ』は、映画ならではの手法を駆使した幻想的な仕上がりになっていました。美しかった...。ぜひ3Dで再度上映してほしいです。

 

話が逸れました(笑)

 

まずは『ダーティ・ダンシング』の再上映を楽しみにしています。

中国ドラマ『摩天楼のモンタージュ』視聴中

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WOWOWプライムで毎週木曜に放送中のドラマ『摩天楼のモンタージュ』。期待していなかった割に、見始めたら案外面白いです。全16話で、今4話まで見終わったところです。

 

肩の力が抜けた感じの刑事2人組が良いですね。思いのほか気に入っていますが、「次の放送日が待ち遠しい」というほどではありません。ほかのドラマに気を取られ、放送日当日まで『摩天楼』のことを忘れていることが多いです(笑)

 

まず先週WOWOWオンデマンドで、ハイ・クオリティーのサスペンスドラマ『バーニング・アイス』を見てしまったため、『摩天楼』のことを忘却しそうになりました。この2作品ではサスペンスのレベルが全然違うので、比べてしまうと『摩天楼』の印象がかなり薄くなります。

 

とはいえ、全てのサスペンスドラマが『バッド・キッズ』や『バーニング・アイス』レベルのシリアス度&完成度の高さを持っていれば、視聴者は日々大満足で幸せなのか? というと、そうでもないようです。むしろ見えない疲労がたまっていくような気がします。その証拠に、私は『バーニング・アイス』全12話を見終えた後、腰痛が悪化しました。内容が濃かったため、カチカチに緊張して見ていたのですね。

 

素晴らしかった『バーニング・アイス』↓

moonlight3.hatenablog.com

 

同じ原作者の作品をドラマ化した『バッド・キッズ』↓

moonlight3.hatenablog.com

 

というわけで、こうした傑作ドラマの間に『摩天楼』のような緩く楽しめるサスペンスが入るのは良いことだと思います。『摩天楼』で休息しつつ、次のシリアスものに向けて体力を温存する...というところでしょうか。

 

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『摩天楼』の中で起こる事件は、今のところ1件のみです。しかし、映画『羅生門』のように登場人物それぞれの証言が異なり、「自分にとっての真実」を「事実」として刑事に告白する人がぞろぞろ出てきます。

 

よくあることですよね。「過去の恋人達に関する記憶を、女性は上書き保存し、男性はフォルダに分けて保存する」という話を耳にすることがありますが、実際は男性も女性もフォルダに分けた記憶を順次自分好みに上書きして、保存しているのだと思います。別れた2人が再会し、当時の記憶を辿った結果、全然違う過去が蘇ってきて驚愕する...というのは、小説や映画でもよく描かれていますね。

 

『摩天楼』では、アンジェラベイビー演じるカフェ・オーナーが謎の死を遂げたことで、彼女に関わる多くの人々が過去と現在、理想と現実を行き来しながら、嘘の混じった「自分と彼女の物語」を紡いでいきます。どれが事実で、どれが上書き保存した創作記憶なのか、はっきり分からないところも面白いです。

  

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ところで最近WOWOWを見ていると、非常に気になる予告編が流れます。4月から『バッド・キッズ』等の原作者、ズ・ジンチェン作品をドラマ化した『ロング・ナイト』が始まるとか。しかも同作品は、『バーニング・アイス』の辣腕刑事・厳良を主役とした刑事もの。今回厳良を演じるのはチン・ハオではなく、兄貴タイプのリャオ・ファンです。彼も厳良にぴったりの容貌&キャラクターですよね~。いいね~。楽しみすぎる...。

 

と、『ロング・ナイト』の予告編が流れるたびに『摩天楼』のことを忘れそうになります。たびたび忘れられて、可哀そうなアンジェラベイビー。ちゃんと16話全部見るから安心してくださいね > アンジェラさんへ。 

中国ドラマ『バーニング・アイス』視聴終了

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WOWOWオンデマンドで配信中のサスペンスドラマ『バーニング・アイス』を見終わりました。

 

面白かった~!!

 

途中から予想以上に怖い展開となり、恐怖に対する心の準備ができていなかったため焦りましたが、チン・ハオ演じる厳良がいてくれたので乗り切ることができました。チン・ハオを見ていると、「この人がきっと何とかしてくれるだろう」と思えるのです。怪事件を扱う刑事ものの主演に一番重要な要素ですね。ホラー映画では誰かに期待してもだいたい裏切られ、視聴者は恐怖の中に置き去りにされて終わりますが、刑事ものは主役を信じることで不安を乗り越え、見続けることができます。

 

厳良の同僚刑事がみな優しい人達だったのも良かったですね。恐ろしい犯人の動きが映し出される一方で、刑事課の場面になると突如ホームドラマ的な空気になり和みました。凶悪犯罪を扱う刑事にしては、皆さんほのぼのしすぎではないかとも思いましたが(笑)女性課長の柔らかい声にも安心させられました。

 

と、安心・安堵をたびたび求めたくなるほど後半は怖かったです。原作者が同じというだけで、何となく『バッド・キッズ』風の作品を想像していたのですが、読みが甘かったようです。考えてみれば、坂を転げ落ちるように道を踏み外していく地味な教師が主役の『バッド・キッズ』とは違い、『バーニング・アイス』は凄腕刑事を主役に据えたドラマですから、描かれる事件の大きさも違ってきますよね。

 

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両作品で主役を演じていたチン・ハオ。今回も上手でした!! 『バーニング・アイス』の厳良は2度目の結婚が破綻寸前。こんなにボサボサ頭で口の悪い男性が2度も結婚できたなんて...と最初は思われるかもしれません(私は思いませんでしたが)。しかし再婚相手が置き去りにした連れ子の面倒を見たり、情に厚かったり、かわいいところもあったりと、見ているうちに厳良の魅力が伝わってきます。最初は反発していた女性課長も、最後は彼に好意を寄せてしまうほど。チン・ハオ、誰からも愛されない『バッド・キッズ』の教師役とは完全に別人...。演技がトゥー・マッチにならないところも良いですね。

 

他にも特に印象に残った人物が2人いますが、サスペンスの展開に深く関わる人たちなので詳しくは書かないでおきます。これから視聴する方もいらっしゃるかもしれないので...。ただ、2人のうち一方の登場人物については、かなり驚かされました。彼を見て「人間とは複雑なものだ」とつくづく思いました。私は割とシンプルな思考回路を持っているので、こういう複雑な人格を見るとウーン...と唸ります。自分には、この人の性格は到底見抜けないだろうと怖くなるのです。何がきっかけでその人本来の人格が表に出てくるか分からないものだ、というのも、彼を観察していて思いました。

 

上記の人を筆頭に、登場人物たちの心理描写も秀逸な作品です。よくできていたわ~。

 

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ところで、ドラマの中で出てきた素敵なカフェはロシア風でしたね。ロシアに行ったことがないので、想像ですが(笑)犯人や刑事が重要な会話をする時に利用していましたが、話の内容の重さとカフェのかわいらしさのギャップに和みました。

 

『バーニング・アイス』を見て、中国のサスペンスドラマが益々見たくなりました。地方都市を舞台にしたドラマが増えてくれれば、その地域の建築や食文化なども知ることができて楽しいですね。これからも、WOWOWが見ごたえのある作品を輸入してくれるよう期待しています。 

中国ドラマ『バーニング・アイス』視聴中

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オンデマンド・サービス、便利ですよね。

 

私は以前、ネットフリックスに加入していました。加入直後は「沢山見よう!」と燃えたのですが、1カ月もするとコンテンツが多すぎて見切れないことが分かりました。コンテンツ消化に追われているような気分になり、1年後に退会してホッとした覚えがあります。

 

忙しくなるから、オンデマンドは利用しないでおこう。

 

と長らく思っていましたが、このたびWOWOWオンデマンドで配信中の中国ドラマ『バーニング・アイス』がどうしても見たくて、再度オンデマンド界に戻ってきました。家のテレビがWOWOWと契約しているので、オンラインのアカウントを作るだけで全作品無料で視聴できます。

 

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日本でも評判になったサスペンスドラマ『バーニング・アイス』。私の大好きなチン・ハオ主演なのに、なぜか見逃していたのです。いつか見たいなぁと思っていましたが、先週終わった『バッド・キッズ 隠秘之罪』が素晴らしく、同じ原作者のドラマ化である『バーニング・アイス』も俄然気になりだして、ようやく視聴開始しました。

 

春めいてきたこの季節に、凍り付くような中国・東北地方を舞台にした作品を見るなんて、季節外れもいいところですが、すごく面白いです。全12話で、いま3話目を見終わったところです。

 

~あらすじ~

ある雪の夜、運送会社の社長が道路脇で何者かに殺害される。遺体の後ろには等身大の雪だるまと、「私を捕まえて」というメッセージが残されていた。警察は連続殺人犯「雪だるま男」の仕業と考え、捜査に乗り出すが...。

 

捜査が進まない中、別の部署から投入される強力な助っ人がチン・ハオ演じる厳良です。

 

3話終了時点で、物語はいまだ謎に満ちていますが、パズルが少しずつ組み合わさってはまたバラバラと崩れていく感じが本当に面白いです。一見簡単に解けそうなミステリーなのに、たった1つの証拠品が出たことで捜査は元の木阿弥になってしまう。「え、なぜそこに彼の指紋が...?」「ということはつまり...どういうこと?」と、厳良も私も、いちから推理を組み立て直さねばなりません。よく出来ているわ~。

 

厳良役のチン・ハオ、今回もかっこいい...!! もちろんお芝居もとても上手です。← これが大事ですね。

 

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海外の刑事ドラマで楽しいのが、舞台となっている街の様子が分かることですね。刑事は町中を駆けずり回りますから、私たちも様々な風景を目にすることができます。『バーニング・アイス』は中国・東北地方の架空の都市が舞台ですが、撮影されたのはハルビン市のようです。見るからに寒そうな景色が近くから、遠くから、そして上空から撮影されています。ピリピリとするような寒さは、映像から伝わるものなのですね。

 

コロナ禍で旅行にも行けない昨今、海外のサスペンスドラマを通して知らない街の様子を堪能できるのが嬉しいです。

 

でもこうしてドラマで外国を体験すると、もう旅行もしなくていいのではないかと思ったりします。コロナ禍で映画館に行かないことに慣れ、旅をしないことに慣れ、人に会わないことに慣れました。それでも十分楽しいのはWOWOWのおかげですが、こうして自粛生活に慣れてしまうと、日本経済が縮小するのも分かります。私は自粛しすぎかもしれませんが(笑)

 

ところで『バーニング・アイス』が面白すぎて、アンジェラベイビーの『摩天楼のモンタージュ』のことを忘れてしまいそうです。 

 

☆イギリスの風景が楽しめる、おすすめ刑事ドラマ☆

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中国ドラマ『摩天楼のモンタージュ』がスタート

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WOWOWプライムで毎週木曜に放送していた『バッド・キッズ 隠秘之罪』。心理サスペンスの傑作で、先週最終回を見た後も暫く余韻に浸っていました。

 

素晴らしかった『バッド・キッズ』↓

moonlight3.hatenablog.com

 

あっという間に1週間が過ぎ、今日から後番組のサスペンス『摩天楼のモンタージュ Horizon Tower』がスタート。まだ『バッド・キッズ』に浸っていた私は、あわててスイッチを切り替えました。

 

『摩天楼のモンタージュ』は何度も予告編を見ているのですが、さほど期待が高まらなかったんですよね。なぜかしら。『バッド・キッズ』の時は、予告編からもただならぬ緊張感が伝わってきたのに...。『摩天楼~』で主役を演じるアンジェラベイビーが、きれいすぎるからかもしれません。

 

サスペンスドラマのキャスティングには、独特の難しさがあるように思います。

 

美男美女の俳優は恋愛ものや宮廷歴史ものに出ていると、自然な感じで違和感がありません。宮廷ものでは出演者の8割が美男美女ですから、絵的なバランスが取れているというのもあります。例えば『如懿伝』で乾隆帝を演じたウォレス・フォは、後宮にいる后妃の誰よりも美形でしたが、豪奢な役柄とぴったりだったのでとても良かったです。

 

しかし、ウォレス・フォ・レベルの美男美女がサスペンスドラマに出ていると、そこだけリアルさが減じることがありますね。「すごく美しい顔...」と、無意識に容貌に気を取られてしまい、物語に対する集中力が途切れそうになるのです。彼らがシリアスな現代ドラマに出る時は、人一倍オーラを消す努力をしているのでしょう。演技力でカバーしている人もいますね。

 

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ちょっと話が逸れました。『摩天楼のモンタージュ』に戻ります。予告編がイマイチだっただけかもしれない、一応見てから判断しようと思い、本日取り急ぎ視聴しましたよ。

 

~あらすじ~

高級タワーマンションに住む鍾美宝(アンジェラベイビー)が、停電の夜に遺体で発見される。事件を担当する鍾刑事と楊刑事は、第一発見者の警備員に話を聞くも、彼の証言には事実と食い違う点が散見され...。

 

こうして書くと、ありがちなストーリーに思えますよね~。

 

ところが結構引き込まれてびっくり...!

 

初回の緊張感は『バッド・キッズ』レベルではありませんが、早く次回が見たいと思うぐらい面白かったです。

 

アンジェラベイビーは主役といっても、今のところ少ししか出てこないので、演技の良し悪しは分かりません。彼女を軸にして展開する物語なので、もちろん重要人物の一人だとは思いますが、まだ出番が少ないので芝居の見せどころはこれからですね。それよりも今回は警備員の異様さと、先輩刑事の飄々とした様子が印象的でした。

 

「高級タワーマンションに関わる人々の光と影を描く」というのが、このドラマの柱のひとつなのでしょう。確かにサスペンスドラマは、複数の人間の深層心理を描くのに適したジャンルですよね。初回の最初の数分間に、これから出てくるのであろう怪しげな人物が多数映し出されましたが、この濃そうな面々と演技派とは言えないアンジェラベイビーがどう対決していくのか、今から楽しみです。演技面で長らく低調だった人が突然上手になることもありますからね。何がきっかけで才能が開花するか分かりませんから、アンジェラベイビーにも期待しつつ見守りたいと思います。

 

ところでこのドラマの舞台は、どこなのでしょう。Unsplashからダウンロードした上海の写真を載せてみましたが、ドラマの舞台と合っているのかどうかは不明です(笑)